平屋の注文住宅を建てる際に注意するべきポイントについて解説!

公開日:2023/08/15

「平屋はなぜ人気があるの?」「平屋のメリット・デメリットは?」「平屋を建てるときに注意すべきことは?」この記事では、このような疑問について解説していきます。平屋は、人気がある注文住宅の建て方のひとつですが建てるうえで注意すべきポイントもあります。平屋で注文住宅を建てるか迷われている方は、ぜひ最後までお読みください。

平屋の注文住宅を建てるメリット・デメリット

平屋は、人気がある注文住宅の建て方と紹介しましたが、なぜ人気があるか、メリットを紹介します。合わせてデメリットも把握しておくことで、平屋を建てるのか検討するようにしましょう。

平屋の注文住宅を建てるメリット

平屋には2階がなく、ワンフロアで生活を完結できるため、生活動線が効率的です。たとえば、2階建ての場合、1階で洗濯したものを2階の各部屋に運ぶなど、上下階の行き来が発生します。平屋であれば、すべての部屋が1階で完結しているので、家事等を楽に済ませられるのが1つ目のメリットです。

また平屋は、外壁や屋根のメンテナンス時に、大掛かりな足場が不要なので、メンテナンス費用がかかりづらいです。2階建ての場合、屋根や外壁の塗り替えで100万円以上の費用がかかることが多いので、メンテナンス費用を抑えられるのは、大きなメリットといえるでしょう。

そして平屋は、2階建てと比べ、構造が安定しやすいため、耐震性を確保しやすいです。地震大国といわれる日本では、耐震性の確保は必須なため、安心といえるでしょう。

平屋は2階がないため、リビングを中心に、家族が顔を合わせる機会が多くなります。その分、家族でコミュニケーションを取れる機会が増えるのです。子どもが年頃になって、顔を合わせなくなるリスクを回避できるでしょう。

平屋はワンフロアで生活ができるため、階段がなくバリアフリーです。高齢の家族がいる場合や自分が高齢になったときに、段差がない生活を送れます。

平屋の注文住宅を建てるデメリット

内閣府の資料によると、全国の市町村のうち、98%が水害被害に遭っているといわれています。川や海が近くにないエリアでも、大雨による下水道氾濫によって、水害被害に遭うのです。平屋の場合、水害時に上階に避難できないので、不安が残るでしょう。

平屋の場合、2階建と同じ広さの建物を建てようとすると、敷地面積が2倍必要です。土地も購入して平屋を建てる場合、高額な費用がかかってしまいます。また、建ぺい率という法規制により、広い土地でも、建物を建てられる上限坪数が制限されている場合があるので、注意が必要です。

平屋は、2階建てと比べ、建築費用が上がりやすい傾向にあります。建物の基礎と、屋根工事の面積が大きくなってしまうからです。また、地盤改良工事が必要な敷地で建築される場合、この費用も割高になります。

平屋はつくる部屋数が大きくなるほど、外に面していない部屋が多くなります。その場合、中心に位置する部屋は、風通しや日当たりが悪くなることがあります。間取り上、どうしても家の中心に部屋ができてしまう場合、天窓を付けるなどの工夫をするといいでしょう。

平屋はすべての部屋が1階に位置しているので、通行人から部屋を見られる可能性があり、防犯性に不安があります。人通りや交通量の多い土地の場合、防犯カメラを設置する、目線の高さまで門扉をつくるなどの工夫が必要でしょう。

平屋の注文住宅はどんな人におすすめ?

ここまで、平屋のメリット、デメリットを紹介しましたが、平屋の注文住宅は、どんな方におすすめでしょうか。下記に挙げる項目に該当する方は、平屋で注文住宅を検討するといいでしょう。

・老後に向けたバリアフリーな注文住宅を建てたい方

・家族とのコミュニケーションを重視したい注文住宅を建てたい方

・メンテナンス費用を抑えた注文住宅を建てたい方

・敷地に余裕がある方

・耐震性を確保しながら設計の自由を叶えたい方

以上のように、平屋には2階建にはない様々な要望を叶えられます。一方、デメリットもあるので、平屋が自分に合うか考えた上で、建築を検討しましょう。

平屋の注文住宅を建てる際に注意するべきポイント

平屋の注文住宅を建てるためには、注意するべきポイントが3つあります。ポイントを知っておくことで、入居後に後悔しない平屋づくりをしましょう。

土地選び

平屋を建てるためには、広い土地が必要です。さらに、建ぺい率などの法規制により、土地が広くても、建てられる平屋の上限面積が制限されている場合もあります。

希望とする間取りが、その土地に当てはまるかを事前に調べたうえで、土地を選ぶようにしましょう。また、土地の広さだけではなく、人通りの多さなど周辺環境も確認しておくべきです。

間取り

間取りの失敗は、入居後の満足度に大きく関わります。また、入居後の間取りを変更するには、リフォームする必要があり、大きな費用がかかります。

平屋の場合、風通しや日当たりがネックとなる場合があるので、その辺りも含めて検討するようにしましょう。

価格

2階建と比べ、平屋の注文住宅は、価格が上がりやすい傾向にあります。月々のローン返済額が家計を圧迫しないか確認したうえで、平屋を検討すべきです。

また、家づくりは購入時の費用だけでなく、光熱費やメンテナンスコストまで含めたトータル費用で検討しましょう。

まとめ

以上、平屋の注文住宅を建てる際のメリット・デメリット、注意するべきポイントを紹介しました。平屋には、2階建にはない、さまざまななメリットが存在します。

一方、平屋ならではのデメリットもあるので、自分に平屋が合うかを検討の上、建築を考えましょう。とくに、敷地が広い方やバリアフリーな家を建てたい方、メンテナンス費用を抑えたいと考えている方には、平屋がおすすめです。

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